清水建設様とHATSUTORI様がダム貯水池に貯まった流木を、炭炉を使用して短時間でバイオ炭に変える
プロジェクトを進める中で、弊社にお声掛けをいただき、バイオ炭製炭炉を自社設計・製作いたしました!
製作したバイオ炭炉の特徴と効果は、以下の通りです。
●電気や化石燃料を使用しない。
→製造コスト削減。
●通常、数日から数週間かかる炭製を4~5時間で2トン以上処理できる。(実証済)
→製造の効率性上昇。早くかつ大量に流木を処理できる。
●トラックに積載可能で現地でバイオ炭を量産できる。
→流木を工場へ運搬するコスト削減。
台風や大雨の影響でダム貯水池に流木が流入し、ダム管理への悪影響が全国的に問題となっています。
また、流木を放置し河川に流下させてしまうと、河道を閉塞したり、橋梁を破壊する場合もあり、
効率的な廃棄方法を検討している状態にあります。
また、バイオ炭とは廃棄木材などバイオマス資源を原料とする炭のことであり、植物などが育つ過程で
吸収した二酸化炭素を固定するため、資材として活用できれば脱炭素につながるものです。
今後、バイオ炭炉を使用した実証実験をHATSUTORI様で進めていくとのことですが、
弊社もダム流木問題や環境問題解決へ微力ながらお力になれるように、今後も尽力してまいりたいと思います。